道路の上でカマキリの仲間をよく見かける季節となった。道路の上は日向ぼっこにもよいし、オスとメスの出会いの場所となる。けれど車が通るから気をつけなければ。轢かれてしまっているカマキリもよく見る。写真はオオカマキリ。
今日はオリンパスOM-D E-M1が発売される。E-1からはじまったオリンパスの一眼レフはE-3、E-5とでたが、その後オリンパスはミラーレスのPENシリーズに力を入れ、ついに今年、光学式ファインダーを持つフォーサーズのEシリーズは終焉を迎え、代わりに今日E-M1が発売された。E-M1はマウントはミラーレスのマイクロフォーサーズ規格。ただし、アダプターのMMF-3を介することで、従来のフォーサーズ機のレンズが、E-5同等以上のレスポンスで使えるようになった機種だ。
昨年発売のOM-D E-M5と比べると、操作性が格段に良くなり、光学ファインダーがないことをのぞけばE-5より機能は充実している。マイクロフォーサーズ規格のカメラはパナソニックも出していて、昨年GH3というフラッグシップ機がでた。レンズはオリンパスとパナソニックのマウントは同じなので互換性がある。GH3はビデオ機能が極めて充実した機種だが、E-M1はビデオよりも写真撮影をメインに進化したカメラだ。秒10コマでJPG+RAWで30コマ以上も連写できる。
ビデオ機能はFHDで30fpsだからE-5よりはずっと良いがGH3(GH3は60fps)には後れをとっている。あまり動かないものや人は30fpsでも十分ではある。E-M1にパナの14-42の電動ズームにフィッシュアイコンバーターを付けて撮影したカマキリの動画を動画一覧にアップ
パナのこのレンズも寄れて、ボケが綺麗なので気に入っている。fishyeyeコンバーター使用では魚眼レンズに1.4倍テレコンを付けたのとさほど変わらない画角になる。けれど、今回の写真のように地面を入れると、絞りを開けると4隅が盛大に流れる(この写真はF14に絞ってあるので流れていない)。フォーサーズ用の8mm魚眼にEC14のテレコン使用では、その流れはほとんど感じられない。ただしレンズが大きくなり、被写体に寄りにくいのが難点。まもなく発売されるオリンパスの12-40 F2.8 はすごく寄れるレンズで、このような絵をさらに美しく撮ることができると思う。タイでテストした時は、とても良い感触だったが、現在手元にないので、まだ日本ではテスとしていない。
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