サイト内
ウェブ

海野和男のデジタル昆虫記

温暖化

温暖化
2013年09月30日

 小諸付近でもヒガンバナが目立つようになった。ヒガンバナはこのあたりでは以前はほとんど見られなかった植物だ。庭に植えたこともあるが、いつの間にか消えてしまった。
 ヒガンバナは耐寒性はかなり強いと思うが、同じ仲間のナツズイセンなどと比べれば弱いのだと思う。それが最近は元気なのである。先日、上田の公園で出会った長年蝶を研究していらした方が、根子岳のミヤマモンキチョウが危ないと言っておられた。何でもササがどんどん上に登っていて、高山植物地帯を埋め尽くしてきたそうだ。温暖化の影響であろうとおっしゃっていた。
 先日は東御市でアオマツムシの大合唱を聞いた。アオマツムシも以前はいなかった昆虫だ。クチナシを食べるオオスカシバもたびたび見るようになった。
 生物の分布が変わりつつあることだけは確かなようだ。

関連タグ
小諸周辺
旧北区
前日
翌日

お知らせ

NEW

単行本

連載

◎過去の小諸日記

海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見

プロフィールページのアドレスへ

掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2024 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。