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海野和男のデジタル昆虫記

魚露目をTG-2に付ける方法(ミドリシジミ)

魚露目をTG-2に付ける方法(ミドリシジミ)
2013年08月21日

 写真はオリンパスのTG-2に魚露目8号を付けて撮影したミドリシジミの吸蜜。TG-2と魚露目8号は極めて相性がよい。上の写真がノートリで、下が目の部分を拡大したもの。目に生える毛まで写っていて、この組み合わせでの魚露目の解像の高さに驚く。
 TG-2への魚露目8号の接続方法は以前書いたのだが、今でも、どうやって組み合わせるのかと聞かれることが多い。それで、もう一度その組み合わせ方を書いておくことにする。
 魚露目はレンズの前に付ける魚眼コンバージョンレンズだ。マスターレンズとの相性が様々で、蹴られてしまうレンズや,蹴られなくても画質が悪いレンズなどもある。このレンズをTG-2に取り付けると案外画質が良い。
 TG-2の前のリングはバヨネット取り外し式だ。このリングを外してCLA-T01というアダプターを付ける。これは40.5mmのフィルター径のねじが切られている。TG-2の前のリングは,バヨネット式だから,ひねると外れる。そこにフイルターを取り付けるためのアマゾンで1758円で売っているCLA-T01というリングを付ける。これだけではだめで魚露目8号用リングアダプタ 43mmというのが必要。これは結構高く、4500円。それに891円のステップアップリング 40.5mm-43mmも必要になる。(ステップアップリングはもっと径の大きなものでも良いが、その場合は魚露目8号用リングアダプタの径もそれに合わすことが必要。現実的には43mmか52mmが無難)
 この組み合わせで普通の撮影モードで光学ズームの望遠側を使えばよい。ほとんど蹴られないと思うが、もしほんのちょっと蹴られることがあれば(魚露目の接続の仕方で少しだけ蹴られる場合もある)、ほんの少しだけデジタルズームする。この組み合わせはTG-1でも可能だと思う。ただしTG-2には高倍率のスーパーマクロモードがあるので、コンパクトデジカメで唯一、高倍率マクロが可能だ。余裕があればTG-2をお奨めする。
 なお魚露目8号はアマゾンでは現在品切れの模様だが、販売されているサイトもあるから検索してみると良いだろう。だいたい8000弱ぐらいの価格だ。

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