オサムシの翅
2012年12月11日
オサムシは夜行性の昆虫だ。夜行性の昆虫は視覚より嗅覚が発達しているせいか、自分の色も,地味なものが多い。昆虫の色や模様は主に仲間同士のコミュニケーションか、敵に対する信号になる。
オサムシの翅は美しいものが多いのはどうしてだろうか。夜に活動するなら,それほど美しい必要もない。敵に対する信号なら,臭い臭いを持っているから、理解はできる。けれど、オサムシを食べる昆虫も多く,糞に美しい翅が混ざっていることはかなり多い。
D800でオオルリオサムシの翅をマルチフォーカスで撮影して、一部をピクセル等倍で切り出してみた。