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海野和男のデジタル昆虫記

超マクロ

超マクロ
2012年12月03日

 1mmぐらいのものを大きく撮りたいという質問を受けることがある。昔ならベローズ使用の写真になるが、写真をはじめたばかりの人にはそれは難しい。それならキャノンのMPE65mmを買えばよいということになるが,高価だし、そういった向きの専用レンズになる。ぼくの提唱した安価なズームの前玉外しも,なかなか勇気がいることだ。
 宇都宮でも質問が出たが,時間が無くちゃんと説明しなかったので、ここで簡単な方法の一つを紹介しておく。
 例えばニコン1シリーズに一眼レフ用の85mmマクロを使う手がある。FT1という純正アダプターが必要だが、2.7倍相当まで撮れるから、前玉外しに近い倍率は得られる。
 この前バッタを紹介したが、昨日この日記用にニコン1V2で撮ったニジイロクワガタの目の近くを部分アップした写真を載せる。
 三脚に付けたが、事務所の室内で撮影ライトもなかったので絞り込むことができず、5枚の深度合成をした。これくらいの深度なら,明るいところで撮るか,ストロボを使って絞り込めば深度合成しなくても大丈夫かなと思う。
 超マクロはコンデジにクローズアップレンズを使う手もある。ただし普通に売っているケンコーのクローズアップレンズなどでは性能倍率共にものたりない。動かないものであれば古いジャンクレンズを使用することで撮影可能だ。その話は又書くけれど,前にも載せてあるので、小諸日記の画像検索から超マクロで検索して欲しい。
 ハッチョウトンボの産卵をアップしたをアップしました。

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