クロオオアリが活発に活動する季節になった。ケンコーの3倍デジタルテレプラスPRO300というテレコンを28-80mmＦ3.5-5.6Ｇというニコンの古いズームレンズを改造したマクロズームに取り付けて、Ｄ８００で撮影すしてみた。実質5倍程度の倍率になり、キャノンのＭＰ６５という拡大専用レンズでの撮影に近い場率になる。
レンズの前のよけいな出っ張りをとってしまったところ、ワーキングディスタンスもＭＰ６５ｍｍとほとんど変わらなくなった。上がノートリ、下がオオアゴの部分をトリミングしたものだ。ＤＸフォーマットの機種で使えばもっと大きく撮れる。
今までこの改造マクロには2倍テレコンを使うことが多かったが、今回、2倍テレコンと3倍テレコンを使って撮り比べてみたら、思ったより3倍テレコンを使った画質が良いことがわかった。3倍テレコンは一般撮影ではレンズが暗くなりすぎる点から実用的ではあまりない。ぼくも買っては見たものの、こうした改造マクロレンズとの組み合わせ以外では使用したことはない。なお3倍テレコンは販売終了予定品であるようだ。
カメラとの相性にも寄るのだろうが、Ｄ８００のように、高画素でレンズを撰ぶカメラで、意外に良い相性を示したの二は驚いた。
2月に発売された海野和男の昆虫撮影テクニックには、改造マクロズームレンズの作りか方も載せてあるから、興味のある人は見て頂きたい。
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