昨日は多摩動物公園昆虫館で3時間半撮影。今年になって2回目だ。写真も撮るつもりだったが、高速度ビデオのテストだったので、まったく時間がなく，帰り際に数枚PENで撮ったのみだった。
この絵は，スチールではなく、高速度ビデオからの書き出しである。HDといっても720P だから，100万程度であるが、WEBならば通用する画像だと思う。
ぼくの使っているカメラは産業用の用途に開発されているので、写真的に見れば色や画質に問題がある。一番問題なのはWBで5000kとか3000kとかあるのだが、スチールカメラのWBと比べ精度は今ひとつだ。5000ｋはマゼンダがかかる。これはソフトの問題であろう。5500kとかがあれば良さそうだが、それはない。そこでWBをマニュアルでセットしての撮影となる。セットは極めて簡単にできるが、結果はまわりの条件に左右される。途中でうまくいっていないことに気がついて，何度か取り直した。このスジグロカバマダラはうまくいったと思う。色はかなり良く出ている。基本性能は極めて優秀であるが、ソフト面ではコンシューマー向けのカシオなどの方がずっと簡単である。けれど。この絵でわかるように，うまくセットすれば綺麗な色の絵が撮れる。このカメラの潜在能力を引き出すのには、まだまだ修練がたりないようだが、そこがまた面白い。
動画ページにこの写真のもととなった動画を入れました。
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