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海野和男のデジタル昆虫記

ミヤマカミキリ(深度合成)

ミヤマカミキリ(深度合成)
2012年01月05日


 今年は元旦からずっと仕事をしている。今日は仕事というわけでないが,2日に続き今年2度目の多摩動物園にいくつもりだ。先日できなかった高速度カメラのテストをする予定だ。その後熱海に移動。ここ20年近く、正月は熱海で過ごすことが多かったが,今年は行かなかった。そして、いろいろな事情で、これが最後の熱海行きかなとも思う。
 今日の写真は昨年夏に撮ったミヤマカミキリ。日本最大のカミキリムシの一つで、メスの大型のものは体長6cm近くなる。触角も非常に長いカミキリムシだ。
 シロスジカミキリと比べて,落ち着きがなく,早足で歩き回る。樹液が大好物で,雑木林の樹液には,たくさん集まる。灯りにも多く集まり,小諸のアトリエでは一日に何十匹も来ることがある。昨年はその前年と比べれば数は少し少なくなったが、7月から8月の中旬頃まで,毎日10匹ぐらいはやってきた。
 大顎は鋭く,噛まれると痛いし,カブトムシなどと一緒に籠に入れると,カブトの脚を切ってしまうことも多々ある。複眼は背中側に回り込んでいるが,その部分が大きく,なんだか目が4つあるような感じに見えることもある。
 写真は何枚かの写真のピントのあった部分だけを合成する深度合成という方法で撮影したものだ。
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