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海野和男のデジタル昆虫記

ゴマダラカミキリ(深度合成)

ゴマダラカミキリ(深度合成)
2012年01月02日

 昨日の地震にはひやりとした。東京の揺れはかなりで、昨年の震災後の大きな余震程度に揺れた。震源が遠いが、マグニチュードは7というからかなり大型の地震だ。昨日の地震の各地の震度を見ると、揺れが震源からの距離だけではないことが良くわかる、
 東京で正月を家族と共に迎えるのは20年ぶりぐらいだろうか?自宅にいるなら正月はお節料理だ。今年のお節は我が家ではなぜかフレンチだった。デパートではフレンチのお節というのも売っているそうでびっくりした。
 かまぼこや数の子が大好きだが、フレンチは大好物だから、慌ててブルゴーニュの白ワインを用意した。事務所に保管してあったのだが2000年のものだから、かなり年季が入っている.コルクに黒カビがびっしり付いていた。どうかなと思ったけれど、あけてみるとなかなかよい。お節はラ・トゥールという店のものらしい。どんなものかと言えば要は前菜の盛り合わせみたいなものだ。元々本格的な料理より前菜が好みなのでおいしく頂けた。
 お節を食べる前に1本原稿を書いた。そして今日は雑誌の仕事で一日撮影だ。
 さて写真はゴマダラカミキリの深度合成。(もう一枚ヒメシロコブゾウムシの深度合成も入れたので写真をクリックして戻って見て欲しい)
 深度合成ではどれくらいの枚数を撮ったらよいかは、被写体の大きさなどで異なる。通常20枚ぐらいのことが多い。生きたものを撮る場合は、あまり枚数を撮っても、途中で動いてしまうことが多いから、10枚程度にとどめるのがよいようだ。枚数によって絞りを変える。綺麗に撮るには絞りを5.6〜8程度で枚数をたくさん撮るのがよい。枚数を少なめにして、深度で稼ぐ方法もある。生きたものの撮影は絞って基本深度を稼ぐ方法だ。
 ゴマダラカミキリは、結構活発に動き回り、生きたものの撮影は困難だったので、結局標本を使うことにした。こうしてみるとあまり綺麗ではなく、ゴミがたくさんついている。標本なのだから、もっと綺麗にしてから撮るべきだと反省。

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