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海野和男のデジタル昆虫記

野外での高倍率撮影(アルファルファタコゾウムシの幼虫を食べるナナホシテントウの幼虫)

野外での高倍率撮影(アルファルファタコゾウムシの幼虫を食べるナナホシテントウの幼虫)
2011年05月04日


 ナナホシテントウの幼虫がアルファルファタコゾウムシの幼虫を食べていた。アブラムシより大きなこのゾウムシの幼虫はナナホシテントウにはありがたい存在。かなり好んで補食するようだ。
 さてこのシーンを大きく写すにはどうしたらよいだろうか。最低3倍ぐらいまで撮れるマクロレンズが欲しい。
 キャノンにはMP-E65mmというマクロレンズがあって、これは等倍から5倍の撮影ができる。大変優れたレンズだが、重いのとレンズやマクロストロボが高価であり、慣れないと扱いが難しいのが難点だ。
 2kgを越えるシステムを野外で使うには体力がいる。それで最近はまったく使っていなかったが、改造マクロとの画質や倍率の比較のため同じ被写体を撮ってみた。下の写真がそれで5DMK2に付け最大倍率で撮影。絞りはF16
 中はニコンのAFNikkor28―80ズームの前玉はずしのマクロレンズに2倍テレコンを装着してD7000で最大倍率で撮影(外付けマクロストロボ)。絞りはF16
 上はPENの14-42前玉外しのマクロズームにレイノックスのマクロコンバーターを付けて最大倍率で撮影(ストロボは内蔵)。絞りはF16。
 撮れる大きさは5DMK2が一番大きい。画質はどれも似たものだ。重さはPENのシステムを1とするとD7000のシステムが3、5DMK2のシステムが6ぐらいだ。価格も重さに大体比例する。
MP-E65mmと5DMK2との組み合わせより大きく撮れないものかと考えた結果、D7000に改造マクロ+3倍テレコンを使用してみた。その結果は写真をクリック。

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