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海野和男のデジタル昆虫記

3D

3D
2011年04月18日

昨日は大阪歴史博物館で展示を見た。正阿弥勝義の作品は、実に写実的で驚いた。とんぼ返りで東京。そして今日は小諸と久し振りに移動が多い。
 今日の写真は、20年近く前に撮影したチーターの3D写真。そのころ3Dに興味を持ち、企画を友人の幼児雑誌の編集者に持ちかけた。あまり乗り気でなかったので、実物を見せればと、昆虫よりほ乳類の方が見せるにはよいかなと思い、アフリカまで3Dを撮るために出かけた。
 平行法で見る3D写真であるが、結局、その企画は採用されなかった。
 というのは、彼が平行法が苦手で、3Dには見えないというのである。平行法で見る3Dは人によって、すぐに見える人と、見にくい人がいる。
 実はぼくも苦手だったのだが、一度見えると、その感動が忘れられずに、またチャレンジする。ぼくは近視が強いので、裸眼では固定焦点のようなものだ。そこで、めがねを外して、ピントの合う位置で見たらばっちり見えることに気がついた。それ以来、小さい写真なら全く問題がなく見えるようになった。
 そこで今月もAndroid(スマートフォン用)3D写真集を出した。INSECTS of The Tropicsというタイトルだ。スマートフォンの画面は、ちょうど裸眼で見る3Dに適した大きさではないかなと思ったからであるが、はたしてどうだろう。230円で発売中だ

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