今年はじめて、春を堪能とまではいかなかったが、小諸と東京以外の場所に撮影に行った。
こんなことは多分、人生ではじめて。いつもなら冬でも海外へ行ったり、3月末になるとレンゲや菜の花を求めて撮影に行く。今年はもともと4月はじめまでは撮影はあまりできない事情があったが、それにしてもこれはまずい。今日は震災から1ヶ月たった。イベントなども中止なったりするのだが、そろそろ自粛ムードをはねのけないととも思う。
さてアケビの花が咲いていた。ベニキジラミを期待したが見つからなかった。けれどアケビも曇り空の下で見ると、清楚でなかなかよい花と思った。白い小さい花が雄花である。小諸ではミツバアケビの方が多く、そちらは雄花の色も紫色だ。
昨日は、天気が悪くチョウがほとんど飛ばなかった。こんな日は花を狙うのがよいのだが(明るい曇りの日は花の色が良く出る)、チョウがまったくいないと、他の物にも興味が行かないというのが困ったものだ。チョウがいればいたで、またそれにかかりっきりになるのだろう。今回はギフチョウを見ようという目的を持ちすぎたのがいけなかったか、ギフチョウも現れなかった
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