今日は講演で佐渡に来た。佐渡は実ははじめて訪れる場所だ。冬場は船が良く欠航するそうで、ちゃんと着けるかどうかが心配だ。昨日の午後は海が荒れたようだが、今日は大丈夫そうではある。
昨年、ウオーレス研究家として著名な動物学者の新妻昭夫さんが亡くなった。昨日は東京でお別れの会があり、出席した。それで今日の佐渡行きはぎりぎりになった。
1980年2月13日、新妻さんとぼくは、ニューギニアの南にあるアル諸島のワヌンバイという村にいた。翻訳家の羽田節子さんとイラストレーターの松岡達英さんが一緒だった。
ウオーレスの足跡を訪ねる1ヶ月半ほどの旅で、西はスマトラから東はアル諸島までの旅だった。写真はワヌンバイという村の前の川での新妻昭夫さん、川といっても島と島を分ける運河のような水路である。
写真をクリックするとワヌンバイの村が見られます。
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