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海野和男のデジタル昆虫記

マクロレンズ開放ではアングルとピントあわせが重要

マクロレンズ開放ではアングルとピントあわせが重要
2010年11月11日

 今日はニッコールクラブの長野支部訪問ゼミ。
 マイクロニッコール85mmF3.5は絞り開放でもマクロ領域では絞り値はF4.2とか5.6とかをさす。これはニコンの絞り表示が実絞り表示で、マクロ域に入ると露出倍数がかかるので当然である。カメラメーカーによっては実絞りでない値を示す。例えばキャノンのカメラがそうだ。キャノンからニコンに乗り換えた人の場合は戸惑ってしまうようだ。特に等倍撮影になれば最大2絞り近くも値が違ってくる。だからニコンのカメラではマクロ域ではキャノンより1絞り以上絞らないと同じ被写界深度は出ない。
 マクロレンズのマクロ域は、非常にピントが浅い。開放の場合はキャノンでもニコンでも、ともかくも自分がピントを合わせたい場所の平面にしっかりとピントを合わすことが重要。開放でもピントを合わせる位置を工夫することでシャープな写真も撮れる。下の写真はピントを合わせた葉の部分を上の写真から切り出したものだ。

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