サイト内
ウェブ

海野和男のデジタル昆虫記

AF-S NIKKOR 28-300mm

AF-S NIKKOR 28-300mm
2010年10月03日

 先月発売のAF-S NIKKOR 28-300mm F3.5-5.6G VRはFXフォーマット対応の高倍率ズームだ。最短撮影距離がズーム全域で50cm、テレ端で0.32倍の撮影倍率が得られる。描写も素晴らしいレンズである。
 今まで使っていたAF-S NIKKOR 70-300mm F3.5-5.6G VRは最短撮影挙が1.5m最大撮影倍率が0.25倍だ。1.5mが50cmまで近づけるようになったのに撮影倍率はほんの少ししか上がっていない。これは28-300のような高倍率ズームの特徴である。
 どのメーカーのものも、高倍率ズームは最短撮影距離が短くても、最大撮影倍率はそれほど高くない。これはコンパクトにするためのレンズ設計が、テレ側の至近距離の撮影では、実際は300mmないことを示している。あくまでも無限遠での28-300である。
 とはいっても0.32倍はチョウやトンボを撮るにはなかなか良い。本格的マクロ撮影はしないが、花や虫も撮りたいという人には最適だ。なにしろ1本でほとんど全てのシーンをこなす。
 昆虫撮影を主にする場合は、人によると思うが70-300mmのほうが遠くからとれるから重宝するかもしれない。ただ寄りすぎてピントが合わないことがある。ほんとうは70-300が1mまで近寄れれば言うことはないのだが。写真は28-300のテレ端で撮影したベニシジミ(上)、アカタテハ(下)

E-5インプレッションが公開されています。
◎10月11日13:00〜14:00 パナソニックセンター東京でイベント(無料)残数が少なくなっています。お申し込みはこちら、当日は地球環境映像祭の作品上映も行われています。
小諸日記の写真検索で検索した写真の縦横が正しく表示されるようになりました。一度お試し下さい。
◎過去の小諸日記 5年前10月   10年前10月
◎学研の写真月刊誌CAPAのフォトコンに生き物の部。毎月の月末消印有効
昆虫顔面図鑑世界の珍虫101選「iPadアプリ海野和男の世界の昆虫」

関連タグ
小諸周辺
旧北区
前日
翌日

お知らせ

NEW

単行本

連載

◎過去の小諸日記

海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見

プロフィールページのアドレスへ

掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2024 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。