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海野和男のデジタル昆虫記

高倍率ズーム

高倍率ズーム
2010年10月04日

 AF-S NIKKOR 28-300mm F3.5-5.6G VRはD700と相性がよい。感度を400か800にあげれば、飛んでいるチョウの撮影にも適している。ただし飛んでいるチョウはオートフォーカスではピントが合いにくい。花などにざっとピントを合わせて、あとはマニュアルフォーカスで、もしくは飛んでくるところや飛んでいく場面を狙う。
 テレ側でのボケ味はDXフォーマットの18-200と比べればずっと良い。上のキアゲハはテレ端での撮影。絞りはF5.6だ。下は広角端での撮影。絞りは同じF5.6だ。28mmで使えば、引いた画面ではf5.6でも大体ピントがくる。望遠側の近接撮影ではずいぶんボケが大きいことがわかるだろう。
 このレンズの難点はやや大きく重いこと。大体同じ画角のズームを4本並べてみた。左からAF-S NIKKOR 28-300mm、DX NIKKOR 18-200mm、パナのマイクロフォーサーズ用14-140、M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm。いずれも最短撮影距離は50cmぐらいだ。
 どのレンズもフイルム時代のズームと比べたら桁違いに高性能だ。当然だがフルサイズ用が一番大きく、撮像素子が小さくなるとレンズも小さくなる。低感度で使えば画質的にはそれほどの差はでないが、高感度での使用ではフルサイズが有利。

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