小学館から「珍虫と奇虫」という図鑑が出たのはずいぶん前のことだ。その本の企画には当初から立ち会って、皆であれこれ言いながら楽しく作ったのはよい想い出だ。子供向けであったが、実際には大人でも楽しめる内容だったと思う。さすがにそのようなマイナーな本はそれほどは売れなかったのだろう。まもなく絶版になってしまった。大手出版社の図鑑というのは採算分岐点がとても高いから数万部売れても、それは売れたうちに入らなかった時代のことだ。
「珍虫と奇虫」が絶版になってから久しい。厚い本だがそれは紙が厚いからで実際にはカラーページは128ページだった。今回制作中の本もカラー128ページ。並製本なのでつかは出ないが、実際には「珍虫と奇虫以上に内容は充実していると思う。
タイトルはまだちゃんと決まったわけではないが珍虫101というような本になる。今回は大人向けで、子供にも楽しめるという内容にした。全て、ぼく自身の撮影の写真で組んだから、ぼくが出会った気に入った虫101というような内容になるが、世界の有名美麗種や大型の昆虫のかなりの部分を載せることができた。基本的には大型美麗種中心だが、変わった生態のコウモリヤドリハサミムシなども載せている。
写真はその中のカマキリのページの一部の校正。4月には本屋に並ぶと思う。値段も千円台後半とこのての本としては安価になる予定。
◎上田創造館で3月22日(月)~4月4日(日)写真展。詳細はこちら。3 月 22 日(月)14:00~15:00 ~小諸日記 10 年。3月27日(土)14:00~15:30 春休み昆虫教室
小諸日記は10周年。過去の日記は5年前3月 10年前3月
ビデオで配信する昆虫教室。がURLを変えて再開されました
◎学研の写真月刊誌CAPAのフォトコンに生き物の部。毎月の月末消印有効です。ふるってご応募下さい。
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