やっと昆虫100選の原稿書きが峠を越えたが、まだしばらくは撮影時間のない日々が続く。古いポジしか、写真のないものも多いが、未整理のスリーブから探すのが一苦労だ。海外の昆虫は、意外に整理していないことがわかる。こんなことではいけないと思いつつも、今やっておかないとシーズンにデスクワークをする羽目になるから、もう一踏ん張りだ。
さて、ヤエヤマイチモンジ(Athyma selenophora)は日本では八重山に分布しているけれど、アジアに分布の広い種だ。ベトナムで出会ったのは道ばたに吸水に来たオス。
オスはイチモンジ型だが、メスはミスジチョウ型。八重山のメスはこちら。
チョウでオスメスが著しく異なる種は、たいていメスが他のチョウに擬態していたり、あるいは地味で目立たないようになっているとか、こじつけでも理由がつけられるものが多いのだが。ヤエヤマイチモンジや昨日紹介のネフテミナミイチモンジはどうなのだろうか?
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