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海野和男のデジタル昆虫記

今年がぼくの使ったデジタルカメラ

今年がぼくの使ったデジタルカメラ
2009年12月31日


 ベトナムの撮影旅行も終盤戦。今日は今まで撮ったことのないアゲハを撮影できたが、それはまた後で。
 現在、一番メインに使っているカメラはニコンのD700。ISO800で撮影してもノイズがないので重宝している。すでに発売から1年半たっているが、いささかも古さを感じさせない。デジタル時代になって、2年たっても古さを感じさせないカメラは希だ。それだけデジタルカメラもそろそろ円熟の域に達したと言うことか。
 APSCのD300はD700登場以来あまり使わなくなってしまった。けれど今回ベトナムでも使っている新しいDXフォーマットの85mmマクロが気に入ったので、来年はD300Sで頑張ってみようかとも思う。
 オリンパスで、よく使ったのは今年はE-620だった。小型軽量にフリーアングルの液晶が使いやすい。年末に出たEP-2はミラーレスで、シャッタータイムラグが心配だったが、格好の良さとコンパクトさが素晴らしい。フォーサーズは、やはり小ささが武器になると思う。
 ベトナムへもE-620はやめにしてEP-2を持ってきている。レンズはマクロや17mmの他、パナの14ー140も持ってきた。このレンズはビデオ撮影にも優れた性能を発揮する。EP-2でビデオも撮ろうという算段だ。ビデオカメラ並の操作性を考えると、現状ビデオで使えるのはこのレンズしかないのかなと思う。
 他に今年購入した一眼レフはα900、EOS5DMk2、パナのGH-1。いづれも特殊な用途向けに購入したもので、日常ではほとんど使っていない。
 α900はSTF135mmが使いたいための購入。値段が20万ほどと安くなったのに引かれて買ってしまった。ファインダーの素晴らしさには一目置くが、ビデオを撮れるわけでもなく、結局、数百枚しか撮影しなかった。
 5DMk2はMP65マクロ専用機だ。このレンズのような高倍率特殊レンズは他の会社が出していない。ただ、たいていのアップは等倍付近ですむので、やはり1000枚ほどしかシャッターを切らなかった。内蔵ストロボがないのが、若干使いにくいがよく写るカメラだ。ビデオカメラとしても5DMk2は素晴らしい。ビデオ撮影に向いたレンズがないのが惜しいところ。
 GH-1は最初からビデオカメラとして購入した。現状、スチールカメラでビデオを撮るには最も優れた機能を持っているように思う。ただ、ファイルがパソコンと親和性がよくないので、編集のことを考えるとバリバリ撮るのを躊躇してしまう。それでも来年はビデオは全て一眼レフで撮ろうかとも考えている。
 コンパクトカメラではリコーのGXRとカシオのEX-FC150。GXRではもっぱらズームを広角端で使う。GX200と同じ使い方だが、ノイズや画質が上がったのがよい。EX-FC150はパスト連写用。いずれも一眼レフでは撮れない写真が撮れるところが気に入っている。
上はナミアゲハD700 16mmfisheye 下はキアゲハD700 50mmマクロ

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