岩国の図書館で「昆虫の世界をのぞいてみよう」というタイトルで講演した。小学生の子どもたちが中心で、１６０名の定員に、240名の応募があったそうで、嬉しいことではあるけれど、抽選に外れた方もいらっしゃるようで申し訳なかったなと思う。椅子を増席して、200名以上の方に来ていただいた。
岩国市は人口15万人ほどとのことだ、市町村合併で面積が850平方キロ以上もあるそうだ。図書館ではホームページで借りたい本を申し込んでおくと、中央図書館から市内の図書館に配送するのだそうだ。職員の方によると本を持って図書館を回ると、走行距離が１００ｋｍにもなるのだそうだ。それを週に二回行っているのだという。
そんな努力のせいか、図書館活動が盛んなようだ。ぼくの本も70冊以上もあるようでありがたいことだ。子どもたちの反応もとても良く、質問も時間切れになってしまうほど多かった。とても気持ちよく講演することができた。講演での子どもたちの反応や知識は、自分の本作りにも参考になる。書き手として、反省する点も多いし、子どもたちにはどんな本が必要なのかを考えることにもなる。
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