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海野和男のデジタル昆虫記

モンキチョウ(EX-FH20の実力を試す)

モンキチョウ(EX-FH20の実力を試す)
2008年10月15日

 今日はマダガスカル昆虫記はお休みで、新しいカメラの使用感を書く。
 カシオからEX-FH20というカメラが発売されている。このカメラは高速ビデオと連写で特徴的なEX-F1の姉妹機だ。価格を抑え、コンパクトにして、ズーム倍率を20倍に上げたものだ。
 実は、マダガスカルにも持って行ったのだけれど結局向こうではEX-F1を使った。その理由は、今回はビデオの撮影だったのでハイスピードムービーの実力がEX-F1のほうが高いからだ。
 けれど写真の実力はEX-F1より上であると思っていたので使いたかったが、残念ながら時間がなかった。今日、小諸ではじめて使ってみた。まず連写枚数では秒40コマまでとEX-F1の60コマより落ちるけれど、30コマか40コマあればたいていのショットはこなせる。よい点は書き込みが極めて早くなった点。EX-F1でパスト連写で60コマ撮ると、30秒ほど待たされた。それが5秒ほどで終わるのだから、ストレスがなく、シャッターを押してしまって、目の前でよいシーンがあるのに写せないというイライラがほとんどなくなったことだ。画素数も増え、撮像素子が小さくなったのでピントが稼げるようになり、特にマクロモードでは成功率は3倍ぐらい上がるように思う。ほんの30分ほどの試写でその実力を十分に感じた。一齣に連続する何コマかを勝手に合成してくれる機能もあるようだが、それは、また明日にでも晴れたら使ってみようと思う。
 ハイスピードビデオに興味がある人で画質にこだわる人はEX-F1、写真中心でビデオはお遊びでよいという人はEX-FH20がよいだろう。写真は上が広角端(最短撮影距離は12cmとやや長い)、下が望遠端でモンキチョウを撮影したもの1/2500

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