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海野和男のデジタル昆虫記

マダガスカルの機材(クジャクチョウの翅の表裏)

マダガスカルの機材(クジャクチョウの翅の表裏)
2008年09月09日


 SSPの理事会で東京。12日からの1ヶ月間のマダガスカル取材も迫っているが、まだ準備は終わっていない。
 今回は2時間番組の製作で、ぼくは出演と撮影。他にインフという撮影会社のカメラマンの高田さん、今春までぼくのところで手伝ってくれていた高嶋君も参加。ディレクターは一野さん、音声は室さん。昨年のファーブル昆虫記の撮影スタッフと同じだ。
 高田さんとはじめて仕事をしてから15年ぐらいたつだろうか。ここ5年ほどのぼくのテレビでの海外取材はたいてい高田さんがメインカメラマンだから、気心が知れた仲だ。番組製作は責任も伴うから、気が重い部分も多少はあるが、自然を撮らしたら日本一の高田さんがいてくれるので何かと安心できる。カメラは高田さんが使うのは勿論放送用のHDカムだ。高田さん制作の極めて性能のよい虫の目レンズも持参されるだろう。
 ぼくと高嶋のコンビは小型カメラが主だが、キャノンのXL-H1、ソニーのFX-1、FX7、A1J、HC1、HC3と6台も持って行く。夜間のハードディスクレコーディングも行う予定なので1TBのハードディスク、ノートパソコン2台、赤外ライトなど。三脚は新たに購入したDV6SBというザハトラーの雲台付きのカーボン三脚がメインだが、マンフロットの雲台501HDVやジッツオのシステム三脚も加わる。けっこうな大荷物だ。現地は電気のない場所で、発電機も4kwと1kwの2台を現地で調達することになっている。
 発表されたニコンD90の動画機能が使ってみたく、頼み込んで何とか1台回してもらったのが今日到着。動画でボケの大きい印象的なシーンが撮れるのと、魚眼レンズが使えるので、雰囲気のあるカットが少しとれればと思う。他にカシオのEX-F1も持って行く。こちらもビデオ撮影用がメインだ。スチールカメラがビデオカメラとして使えるようになるなんて、夢のような話だ。ビデオの撮り方というのも、将来はスタイルが変わってしまうような予感もする。スチールはD90がメインだが、スナップ用にGX200、水中撮影用にμ1030SW、砂地での撮影にE-3、などを持参する。
 写真は8月27日のクジャクチョウ。翅の表と裏で色が全く異なる。身近なチョウでは保護色と擬態のよいサンプルである。

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