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海野和男のデジタル昆虫記

ツマグロキチョウの産卵

ツマグロキチョウの産卵
2008年06月10日

 今日は静岡県で一日ウラナミジャノメを探したが、みつからず。
天竜川の広大な河原でニコンのマクロストロボを落としてしまった。今までにカメラやストロボをなくしたことは一度もないので、悔しかった。歩いたと思われる場所を踏み跡を頼りに3時間も歩いた。最後に最も藪が深い場所をもう一度丹念に探したら、奇跡的に見つかったのである。
 今日の収穫はとある場所でツマグロキチョウをまとまった数を見たことだ。ツマグロキチョウはカワラケツメイという河原に生えるオジギソウみたいな葉の植物のみに産卵する。カワラケツメイは氾濫を繰り返す河川敷に生える草だ。河原の整備が進んで、川が氾濫しなくなったり、帰化植物が入り込んだりして、絶滅した場所も多い。静岡県は大井川とか天竜川などのよい環境の河原が残っているために、今でも見られるのだ。それでも全般には数が少なく、たくさんいたのは10kmぐらいの間で1カ所だけだった。
D300 105マイクロVR

長島敏春さんが新宿ニコンサロンbis で6月17日(火)から写真展をされる。珊瑚礁の白化をあつかった水中スナップ「白化するサンゴ礁」というタイトル。美しい水中写真も勿論ある。見応えのあるよい写真展だと思う。

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