2001年6月末にミノルタからディマージュ7というデジカメが発売された。僕はこのカメラにずいぶんと期待していた。というのはミノルタのフイルムカメラα7が発売されたときに、その背面の液晶の大きさを見て、これはいよいよデジタル一眼レフが出てくるなと思っていたからだ。当時ミノルタの仕事を少ししていて、何か新しいデジタルカメラが出るなと言うのは何となくわかっていた。それでそれを一眼レフと思いこんでいたので、6月はじめにカメラが送られてきたときに正直なところちょっとがっかりした記憶がある。
それでもこのカメラは500万画素でE-10みたいなカメラだった。けれどもっと小型で28-200mm相当のズームがつき、レンズ口径も小さいので、高性能のオリンパスのクローズアップレンズが使えたのも良かった。
デジタルキャパからカメラが来て、これで記事を作るようにといわれ、一週間ほど撮影をした。こういう仕事があるとそれを口実に旅ができるのが嬉しい。この時は新潟から東北を回った。あいにくの梅雨空だったが新潟では羽化したばかりのウラギンヒョウモンがたくさんいてびっくりした。今日から数日はこのDimage7で東北で撮った画像をアップすることにした。
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