シグマからAPS一眼レフ用の円周魚眼 4.5mm F2.8 EX DC Circular Fisheye HSMが19日に発売される。発売に先立ちテストをすることができた。
今までAPSサイズ一眼レフ用の円周魚眼は存在しなかったから、このレンズが発売される意義は大きい。前玉の出っ張りも、フルサイズ用の円周魚眼に比べても小さく扱いやすいレンズだと思った。星空の撮影をしている人などには待望のレンズかと思う。
今日は天気が悪く曇り空。円周魚眼にはもっと向いていない日だけれど、NIKON D300に付け、庭で何枚か撮影してみた。
ぼくが使うのだから最短撮影距離でと思った。何と最短撮影距離が13.5cmとレンズ先端ギリギリのところだ。けれど見つかったのはアオクチブトカメムシの卵だけだった。
せっかくHSMでAFが速いのだが、最短撮影距離で撮るにはMFが便利。慎重に近づきシャッターを押す。補助光でストロボを軽く入れた。
最短撮影距離での倍率は1/6ぐらい。そこそこ大きく写る。2倍テレコンを付ければ対角線魚眼になるかなと思ったけれど、最近のインナーフォーカスのレンズは一筋縄ではいかず、大幅に蹴られてしまう。そこでケンコーの2倍テレコンと1.5倍テレコン併用という荒技で撮影したのが下の写真だ。さすがにシャープとは言い難いが、何とか見られる絵になった。最もこのような使い方をするならば対角線魚眼が用意されているわけだが、ただ被写界深度に関して言えば、円周魚眼にテレコンの方が深い。
◎「あいち環境絵本まつり」で講演「地球のことは虫に聞け〜さがしてムシハカセ〜」平成20年1月19日(土)午後1時30分開演、定員400名、当日先着順 レディヤンかすがい(春日井市鳥居松町2-247)にて
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