昨日は今年使うカメラについて書いた。一眼レフはレンズがなければ写らないから、今年のメインレンズになりそうなレンズを並べてみた。
まずはニコン。D3とD300という異なるフォーマットのカメラを導入したために、いささか決断がつかない。両方の機種を持って行くとしたらFXフォーマット対応のレンズということになる。D3は購入時はメインに使う気はなかったのでレンズを持っておらず、70-300と24-120を購入した。24-120は実はオリンパスの12-60を使ってその焦点距離の使いやすさに気がついての購入だが、一緒に買った70-300がえらく性能がよいのが気に入って、標準ズームはまだあまり使っていない。そこで24-120mmVRと70-300VRが風景撮影のメインとなりそうだ。ポテンシャルは大変によい。ところがD300も持って行くとなると最低28mm相当、つまり18mmが必要となる。そこが悩みどころ。D300に18-200を付け、D3は暗い場所でのマクロ撮影専用機としても良いのだが。
ぼくの好きな魚眼は10.5mmのfisheyeにケンコーのデジタルテレプラス、そうでなければもう30年近く愛用のシグマのフルサイズ用の15mm魚眼で決まりだ。ニコンの16mm魚眼やシグマ10mmにテレコンという組み合わせも可能だ。マクロは105マイクロVRで決まり。これにマクロストロボシステム、ただしD3に内蔵ストロボがないので赤外コマンダーを付けなければならないのがちといやだ。
昆虫の生態撮影は、確実に押さえられるマクロレンズのあるD300が有効だ。105マイクロはワーキングディスタンスが長いのが良い。焦点距離が短くてワーキングディスタンスの長いレンズが昆虫生態撮影には向いているのだ。シグマ150mmやニコンの200mmマクロももっとワーキングディスタンスを稼ぎたいときには便利だ。鳥を撮る望遠は300mmF4.5EDという古いレンズが活躍しそうだ。D300に付ければ450mmという超望遠になる。高倍率レンズはニコンにはないので28-80ズーム改造マクロを使用するか、3倍テレコンを使ったりすることになる。
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