6月に北海道の礼文島に行ったことがある。この時、丘の上にアカタテハが何匹もいてびっくりした。羽化したばかりと思われる新鮮な個体だ。礼文島といえば北の端、6月の気温は小諸の5月、関東地方南部の4月の気温だ。時期からして、春に礼文島で産卵したアカタテハが産んだ卵からかえった成虫とはとても思えない。
その年、伊豆半島の南端に5月末に行った。ものすごい数のアカタテハの幼虫がいた。6月下旬には、すごい数のアカタテハがいるのではと北海道に行く前に出かけたが、一匹もみられなかったことがあった。
小諸や東京でもアカタテハの動向はいつも気になる。アカタテハの移動はあまり話題にならないが、初夏と秋にかなりの距離を移動しているのではないかと思っている。
海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見
プロフィールページのアドレスへ
掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2025 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.