サイト内
ウェブ

海野和男のデジタル昆虫記

マクロレンズ6、オリンパス50mmマクロ

マクロレンズ6、オリンパス50mmマクロ
2007年12月02日


 オリンパスの50mmマクロは明るさがF2.0と現状最も明るいマクロレンズだ。描写性能は最も優れたマクロレンズに分類されるだろう。開放から最小絞りまで安心して使えるレンズだ。ボケが美しく、無限遠の描写も良好、ポートレート撮影レンズとしてとても優れていると思う。
 問題は現在売り出されているほとんどのマクロレンズがが等倍まで行くのに、このレンズは1/2倍までしか行かないことだ。これがこのレンズの唯一の欠点である。最もフォーサーズは撮像素子が小さいので他社の1/2倍まで行くマクロレンズと等倍まで行くマクロレンズの中間ぐらいまでは撮影できる。コンパクトな高性能マクロとして評価できるだろう。
 このレンズの最短撮影距離でのワーキングディスタンスは9cmであるから焦点距離の割に離れて撮影ができる。2倍テレコンをつけると100mmF4等倍マクロになる。等倍で9cmというとやや短い感じがするが35mm換算で2倍マクロ同等となるから、これは使いやすい。
 ロードマップによれば来年は100mmマクロが発売されるのだろうけれど、当然等倍まで行くのだろうが、大きさや最短撮影距離でのワーキングディスタンスははたしてどんなものだろうか。
写真は上からレンズ単体、EC14併用、下がEC20併用
使用カメラはE-3

前日
翌日

お知らせ

NEW

単行本

連載

◎過去の小諸日記

海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見

プロフィールページのアドレスへ

掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2024 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。