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海野和男のデジタル昆虫記

ヤマトシジミ(Caplio R7)

ヤマトシジミ(Caplio R7)
2007年10月01日

 事務所に戻ったら、Caplio R7というカメラが届いていたので早速使ってみた。事務所前の公園に行ってみたが、あいにくの天気でヨコバイの仲間とヤマトシジミしか見つからない。しかも暗いのでISO400で使ってみた。コンパクトデジカメはどうしても高感度に弱い。
 Caplioシリーズはいずれも広角での1cmマクロが特徴。撮像素子が小さいので被写界深度が深く、誰にでも簡単にマクロ撮影ができる。これが昆虫写真愛好家に人気がある理由だ。ただしISO感度を400に上げるとノイズが目立つ。これは他社のコンパクトカメラでも似たり寄ったりで、撮像素子が小さいことによるデメリットの部分だ。
 今度のモデルは高感度ノイズが少ないことを評価する声が多い。そこで今まで使わなかったISO400で上位機種のGX100と比べてみた。上がR7、下がGX100での写真。GX100も比較的ノイズが少ないが、R7のほうがノイズが少ない気もする。R6からみると格段の進歩だ。
 AFも今まで以上に速いように思う。ただ絵作りはGX100の方が綺麗かなと思う。これはGX100がマニアックなカメラであるからで、一般にはR7の絵作りの方がシャープで好まれるのだと思う。前機種のR6は実のところすべてにおいてGX100より格下の感じであったが、新機種はGX100と比べても画素数やマニュアル設定以外ではあまり差異を感じない良い仕上がりになっているようだ。
 

◎ビデオの海野和男の昆虫教室第50回「ペルー昆虫記2」本日公開。ユカタンビワハゴロモやテナガカミキリが登場。

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