海野和男のデジタル昆虫記

オケラの花(ライカのレンズをEOSで使う)

オケラの花(ライカのレンズをEOSで使う)
2006年12月27日


 昨夜は大雨が降った。昨年なら大雪になるところだ。昨年の12月はマイナス10度を割る日が、月に14日もあったのだが、今年は一度もない。ここ数日は特に暖かく、昨年より8度以上も気温が高い。
 嬉しい知らせが届いた。第15回地球環境映像祭の、子どものための環境映像部門で、地球は虫の惑星だ 海野和男の映像世界が子どもアースビジョン賞を受賞したとのことだ。ぼくがもらったわけではなく制作の長野放送が受賞した。ともあれ良かった。
 注文したマウントアダプターが届いた。最近では様々なマウントアダプターが販売されていて、オールドレンズファンには嬉しい。以前はニコンレンズをEOSni付けるアダプターなど2万円もしたが、今は安いものなら5000円以下で買える。今回はライカRーEOS、ローライRーEOS 、OM-EOSなど何種類かを購入した。
 マウントアダプターはEOS用のものが圧倒的に多い。それは何もEOSが売れているとかEOSファンにオールドレンズファンが多いからというわけではない。むしろオールドレンズファンはEOSを嫌う人が多いのではと思う。何故EOS用が多いかと言えば、EOSはボディーが薄く、フランジバックが短いので、マウントアダプターを付けても無限からピントが可能だからだ。マウントが大きいのもアダプターが作りやすい構造だ。EOS以外で補正レンズなしにマウントアダプターが使えるのがオリンパスのEシリーズだ。こちらもマウントアダプターの種類は多い。近代インターナショナルからアダプターがでている。最近では中国製やロシア製の安いものも売られている。
 今日はまず室内から庭のオケラの枯れた花を狙ってみた。レンズはビゾフレックス用のライカのテリート400mmF5.0をライカR変換リング+ライカRーEOSアダプターでkissデジタルXに付けて撮影した。
 オケラは宿根草で秋に花を咲かす、花の周りを囲むほうの形が面白い。今頃になっても枯れた葉が残っていて、大晦日にオケラでかがり火をたくオケラ祭りという行事もあるそうだ。
 
◎ビデオで贈る海野和男の昆虫教室。第40回配信中。

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