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海野和男のデジタル昆虫記

ペルー昆虫記 カストニア

ペルー昆虫記 カストニア
2006年12月15日


 カストニアは昼飛ぶ大型のガだ。
ジャングルの日だまりなどに飛来し、写真のようなポーズで細い枝にとまることが多い。
 まるでタテハチョウのようだが昼行性のガということになっている。触角も先端が太くなっているなどチョウの形態に近い。チョウとガの違いは、ガには翅棘と呼ばれる棘が後翅にあることとされるようだ。けれどオーストラリアのラッフルズセセリにはこの棘がある。セセリチョウの仲間も実はチョウの中では変わり者で、分類的には他のチョウ、ガ類、セセリチョウといったようにほかのチョウからはやや離れたグループだ。カストニアも他のガ類から分類的にはかなり離れた位置に属するのだろうか。

講演会のお知らせ
12月23日(土・祝) 浜離宮朝日小ホール(朝日新聞社 新館2階)で海野和男特別講演会「虫と自然の世界を撮る」が開催されます。写真中心ですが高速度ビデオもお見せします。お子さまづれでも楽しめるようにします。どうやって写真家になったかなども話しましょう。まだまだ余裕があるようです。開場12:00 開演13:00 当日でも空席があれば入れます。(たぶん十分余裕があると思いますが、問い合わせていただくのがよいかなと思います。

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