サイト内
ウェブ

海野和男のデジタル昆虫記

キチョウの越冬

キチョウの越冬
2006年12月11日


 今年は11月を留守にしたので、チョウの越冬場所探しは今日が初めて。成虫越冬のチョウを探すのはちょっと難しいが、キチョウはよく目立つから楽な方だ。
 そしてその場所は毎年キチョウの見られる場所だから、いるはずだと確信を持って探すことができる。けれど、キチョウは少ないチョウではないから、ほかの場所でも見つかるはずなのだが。だれかが、ここにはきっといるはずだと言えば、もしかしたら見つかるのかもしれない。確信を持って探す根気が必要だ。
 ただし、越冬条件はやはり重要。小諸ではセンジュという木の葉が折り重なったような針葉樹の中、あるいは今日の場所のように谷間で、崖からちょっと水がしみ出すような湿気のある場所などで見つけている。西向きが多いことも特徴。これは重要なポイントだと思う。
 ほかの昆虫でもそうだが、成虫越冬の昆虫では、秋の夕方近くに越冬場所に潜り込んでそのままじっとしているわけだから、秋の午後に日が当たる場所というのがとても重要だと思う。

ペルー昆虫記、今日はアマゾンの支流の夜景、ライトとラップ、川の魚小諸日記内の前へのボタンで見ることができます

講演会のお知らせ
海野和男特別講演会「虫と自然の世界を撮る」が下記の日程で開催されます。東京では久しぶりの講演会です。お子さまづれでも楽しめるようにします。まだまだ余裕があるようですがお申し込みはお早めに
2006年12月23日(土・祝) 開場12:00 開演13:00 浜離宮朝日小ホール(朝日新聞社 新館2階)
詳細申し込み方法は上記リンクをクリックしてください。

関連タグ
小諸周辺
旧北区
前日
翌日

お知らせ

NEW

単行本

連載

◎過去の小諸日記

海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見

プロフィールページのアドレスへ

掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2024 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。