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海野和男のデジタル昆虫記

ビデオカメラ

ビデオカメラ
2006年11月12日


 アトリエのビデオカメラはここ2年で旧機種はほぼ全て引退と言うことになった。2年前の今頃、ソニーからHDR-FX1と言う機種が出て、発売日に購入。その後昨年小さなHC1、A1Jが出てそれも購入。
 今年は、さらなる小型機種が出たが、それは見送り、今年の導入機種は春にキャノンXL H1、そしてつい先日、HDR-FX7を購入した。デジタルカメラ同様にどんどん新機種が出るのはありがたいが、こう新機種が出ると導入する方も大変だ。そうはいっても、この高画質は数年前なら1台500万はしたのだから、それを考えればありがたい。
 デジタルカメラの世界以上に、ビデオカメラの世界では業務用と民生用の値段の差が大きい。昔は画質も天と地の差があった。
 それが90年代なかばにソニーやパナソニックからDV規格のカメラが出て、値段の差はそのままに、画質は同等に近いものが得られるようになった。そして10年近くDVは画質はそのままに、カメラの使い勝手やバッテリーの持ちがよくなるという小進化をとげた。そして今、HDVで同じようなことが起こっているのだ。
 困ったことも起きた。バッテリーの持ちは飛躍的によくなったが、バッテリーとカメラの間でデータを通信するので、古いバッテリーや純正以外のバッテリーが使えなくなったのはとても不便だ。春先はマレーシアへバッテリーを間違えて持っていって、A1Jがまったく使えなかった。そのバッテリーはHC1では使えるものだ。ソニーのA1JとHC1は業務用と民生用という以外はほとんど違わないカメラだから困る。さらに今年10月のマレーでは、α100のバッテリーとHC1のバッテリーは形や端子が共通なので、持っていったらα100のバッテリーはHC1に使えたが、その逆は使えなかった。α100は今年でたデジカメで、HC1は昨年出たHDVなのに・・・・
 さて、4台のカメラを並べてみた。小さい方の2台だ。一番大きいのがキャノンのキャノンXL H1、2番目がソニーのHDR-FX1、3番目がHDR-FX7、一番小さいのがHC1だ。XL H1とHDR-FX7は共に20倍ズーム機だ。これだけ大きさが違って、撮れる絵は変わらない。最もXL H1はレンズ交換ができるから一眼レフデジカメとコンパクトデジカメぐらいの差はあるのだが。そうはいっても撮像素子などの性能は、デジタルカメラのように差はなく、両機種共にほとんど変わらない。むしろレンズの差が大きく、一番綺麗なのはキャノンのXL H1である。
 今回持っていくのは小さい方の2台にした。今回はデジカメもレンズ4本、ボディー2台、これは今回は荷物の関係で、ニコンのD80とD200にした。105マイクロ、18-200、10.5mm、シグマの15mmだ。D80は防塵防滴がないのが熱帯ではちと問題だ。熱帯ならオリンパスE-1だ。けれどやはり500万画素と言うことで、今回は見送りとなった。考えてみたらデジカメはオリンパスから入ったし、デジカメをはじめてからオリンパスを持っていかない旅は初めてかもしれない。ちょっと寂しいけれど、来年は新しいEシリーズが登場と言うから、それを楽しみにしよう。

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