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海野和男のデジタル昆虫記

今日からペルー

今日からペルー
2006年11月13日

 昨夜、群馬での講演を終え東京へ。
事務所前の公園でムラサキシジミを見つけた。今日からペルーへ出かける。
 学生時代のこと、ある昆虫雑誌にペルーアマゾン採集記が載った。著者は町村忠良さんだったと思う。アメリカ留学中だったかの休みを利用してペルーアマゾンに蝶の採集に行かれた話しで、おびただしい数のチョウの吸水の写真などあり、いつかはペルーに行きたいとそのとき思った。けれど、南米はエクアドル、ベネズエラ、ブラジルに何回かいったが、ペルー行きは果たすことができず、今回が初めての訪問だ。
 チョウの大吸水集団は見てみたい。けれど最も見たいのは擬態昆虫だ。さてどんな虫に会えるかが楽しみだ。
 今回は高嶋と2人で行く。機材はできるだけ軽くと思い、一眼レフデジタルカメラはニコンD80とD200。レンズは10.5mm、105mmマイクロ、18-200、1.5倍テレコンのみ。GRデジタルも持っていこうか。
 ビデオはFX-7、虫の眼専用HC-1、それに高速度カメラのHC-1。三脚も2kbもないジッツオの小型三脚をビデオとスチールに各一台。いつもの撮影に比べれば非常にコンパクトな装備だ。たぶん全部で15kgぐらいしかないだろう。おそらく2人で行く機材としては、今までで一番軽いと思う。
 昔、一人で中南米など行っていたときは、カメラ関係だけで20kgは遙かに越える、何しろフイルムだけで6〜7kgはあった。それに昆虫の飛翔を撮るストロボなどが加わるからビデオがなくてもそれくらいにはなってしまう。それに夜間採集道具なども加わり、総重量は40〜50kg。よく一人でそんな荷物を持っていったなと思う。時代が変わり、全てが小さく省エネになってきたのは大いに助かる。

◎ビデオで贈る海野和男の昆虫教室。第39回「変態の神秘」配信中。



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