サイト内
ウェブ

海野和男のデジタル昆虫記

生きる者、死ぬ者

生きる者、死ぬ者
2006年11月08日


 上田での講演に行く途中でキノカワガを探した。昨年、多数のキノカワガが越冬していたケヤキの木のる近くを1時間ほど見たが、みつからない。昨日の強風でとなされてしまった可能性もある。
 みつかったのはツノアオカメムシの死骸とエサキモンキツノカメムシの生きているものだ。ツノアオカメムシは冬は越せないのだろう。エサキモンキツノカメムシは成虫越冬だ。ここでツノアオカメムシが哀れだと思う必要はない。秋に死ぬことが運命づけられた生活環と成虫で冬を越すという生活環を身につけた生き方の違いなのだ。

◎尾瀬で行った竹内純子さんとのECO対談が公開されています。
◎12月まで光村チャンネルのシーズンメッセージで服部幸應さんとの対談を公開中です

関連タグ
小諸周辺
旧北区
前日
翌日

お知らせ

NEW

単行本

連載

◎過去の小諸日記

海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見

プロフィールページのアドレスへ

掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2024 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。