日本昆虫協会が行っている夏休み昆虫大賞の授賞式に出た。今年で第１６回になるという。ということは、もう初めの頃の受賞者は社会人になっているわけだ。
１０年ほど前から参加しているという方は今年農工大に入学されたそうだ。子供の成長は早いなと思う。でも自分が子供の頃を考えると、この１０年よりも１０歳から２０歳への１０年の方がずっと長く感じた。年を重ねるとあっという間に１０年が経ってしまう。なんといっても若いということはすばらしいことだと思う。
終了後目白の蝶屋というところに行った。御主人の柿沢さんにマレーシアのランカゥイ島のキララシジミの標本をたくさんみせていただいた。いまランカゥイにこっておられるそうだ。きららシジミの仲間はゼフィルスに似ているところがあり、活動時間が限られるので、出会いがたい蝶である。
ぼくがランカゥイに行ったのは１９６９年、最後に行ってからも３０年以上の歳月がたっている。お話を聞いて懐かしくなったが今でも虫が多い場所らしい。
講演会のお知らせ
◎「昆虫から見た世界」上田市の信州大学繊維学部総合研究棟７Ｆミーティングルーム。１１月８日（水）午後４時半〜６時１５分
日本蚕糸学会での特別講演ですがぼくの講演は一般向けのものでどなたでも無料で参加できます。会場の地図はこちら
◎小諸市民公開講座「小諸の昆虫と自然に魅せられて」１１月１１日（土）１０時半〜１１時半 申し込み不要無料
小諸グランドキャッスルホテル３Ｆ（小諸駅前） 鳳凰
◎「海野和男講演会」昆虫の擬態が中心の話です１１月１２日ネッツトヨタ群馬 高崎おおやぎ店１４時〜１５時半（群馬県高崎市小八木町310-5）
参加申し込みはこちらのフォームへ
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