公園のヤツデにツマグロオオヨコバイがたくさんいた。同じヨコバイの仲間のクロスジサジヨコバイの成虫や幼虫もいた。
ツマグロオオヨコバイは年1回の発生で、成虫になってまだ間もないが、クロスジサジヨコバイのほうはどんな暮らしをしているのだろうか。毎年9月末になると、突然ヤツデの葉裏に目立つようになる。もっとも今、幼虫がいると言うことは卵はもっと前に産み付けられていたということだ。クロスジサジヨコバイは今から早春まで、成虫と幼虫が同時に見られるのだ。案外身近なムシでも生活誌が余りよくわかっていないものも多い。
ところで、10月にぼく バナナムシという本が出る。創作絵本で、文は飯田さんという方、ぼくは写真の担当だ。
◎アサヒカメラDIGITAL Vol.14巻頭のギャラリーを銀塩写真で飾っています。付録のDVDはぼくの小諸での一日を追いかけたもの。写真を撮る場面や、写真への思いのような語りなどが20分以上も収録されています。
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