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海野和男のデジタル昆虫記

地中のクロスズメバチの巣

地中のクロスズメバチの巣
2006年09月05日


 巣を見つけたのは5時近く。急いで掘り出さないと今日中に巣箱におさめることはできない。早速、作業に取りかかった。巣はこの時期のものらしく、かなり大きくなっていた。高さは20cm以上もあり、移送用の小箱にようやく収まるサイズ。飼育用に掘り出すにはギリギリであった。
 撮影した画像を確認していて驚いた。表面にベッコウハナアブの卵らしいものが無数についている(円内は拡大図)。ベッコウハナアブの仲間は幼虫期にスズメバチの巣に寄生し、巣の下でハチの死骸を食べているそうだ。ハチが元気なうちは、直接の害はないらしい。しかし、産卵のためにハチの巣に侵入するベッコウハナアブはハチに攻撃される事はないのだろうか。
 
◎ビデオで贈る海野和男の昆虫教室。第37回は複眼の効用。9月1日から配信。

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