百日草の花の中心を囓っているのはカバフスジドロバチだと思う。中にイモムシが隠れていてそれをほじくり出そうとしているらしい。このハチは花にちょっととまっては、すぐ飛ぶ動作を繰り返していたので、狩りだと直感し追いかけた。どうやら糞の臭いが目安になるらしい。糞が少し見えるこの花で狩りの瞬間が見られるかなと思ったのだが、魚眼レンズにテレコン付きのカメラしかない。たぶん逃げないと思い、撮影した。何枚か撮影しているうちに風が強くふき、花がカメラに当たってしまった。それで残念ながら、その瞬間は撮れなかった。
◎新日本出版から「さわってみよう」が好評発売中です。威嚇する虫たちの絵本で幼児から楽しめます。中のデザインも初めてやっってみました。
海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見
プロフィールページのアドレスへ
掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2025 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.