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海野和男のデジタル昆虫記

ナツアカネの顔

ナツアカネの顔
2006年08月14日


 今日はゴマシジミを探しに行ったが、見ることはできなかった。小諸周辺では、もう見られる場所はないのだろうか。
 庭にはいつの間にか、たくさんのナツアカネが住みついている。ナツアカネはアキアカネ同様に田んぼで育つ。7月に羽化したトンボは、林の中などで夏を越すのだ。
 アキアカネは、今の季節は標高の高い高原に群れている。かなり離れた山まで移動することが知られている。ナツアカネの場合はどれくらいの距離を移動するかを調べた記録はないのだろうか。
 今日の撮影はSigma50mm2.8マクロにニコンのTC200という古い2倍テレコンで撮影したものだ。このテレコンには接点がないので、レンズに手動絞りがないGタイプのマイクロニッコール105mmVRなどは付けることができないのが残念。
 マクロ撮影の場合マスターレンズの性能にもよるが、倍率を稼ぐにはテレコンが最も便利だ。Sigma50mm2.8マクロに2倍テレコンを付ければ2倍マクロとなる。35mm換算では3倍にもなるから、大概の接写はこなす。
 実はTC200を使ったのは今回が初めてだ。テレコンはたくさんあるのでなかなか新しいものを買わなかったのだ。今まで2倍はケンコーのテレコンを使っていた。先日、中古で買ったTC200だが性能はケンコーのものを遙かにしのいでいるようだ。
 カタログで調べたら、今は望遠系のTC20E2というのがある。望遠系というのが気になるのと、マイクロニッコール60mmには付かないと書いてあるのがネックだ。
 昔、レンズが高価だった頃は望遠系、標準系と何種類ものテレコンがあったのだが、ニコンから新製品はもうずいぶん長い間でていない。マクロ専用のテレコンは極めて便利な道具だから、どこかのメーカーが色んなレンズに付けられるような設計で各種マウントのものを出してくれないかなと思うのだ。

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