モンキチョウの幼虫の多い土手に、枯葉に新しい糸が絡んでいる所を見つけた(写真上)。その奥をのぞくと、モンキチョウの幼虫が枯葉に体を固定し、蛹になろうとしている姿が見えた。枯葉が風で飛んだりしないよう、周りの草に糸でくくりつけているのだった。
他にも、こうした前蛹のモンキチョウがいくつかいたが、蛹になったものは見つからなかった。夏だと前蛹期間は1日だが、この気温の低い季節では蛹になるまで3日はかかるだろう。
20D 100mmマクロ
◎デジタルフォトで連載中の「自然ワンダーランド」 3月号は「冬の華 霧氷」
◎ビデオで贈る海野和男の昆虫教室。第31回はハサミムシの子育てを特集しています。まだまだ続きます。
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