コナラの枝にとまって越冬するシャクガの幼虫。柔らかい体を寒風にさらしている姿を見るにつけ、何と我慢強いのだろうと感心しまう。
ただし、体温が下がった状態で、幼虫はほとんど動くことができない。今日も日中はよく晴れたが、気温は0℃以上にあがらず、真冬日であった。体を動かせない分、鳥などに見つからないよう周りの環境によく似た姿でしのいでいる。中央の枝に重なるようにとまっている姿がわかるだろうか。
E-300 50mmマクロ
◎新日本出版から10月に発行された葉っぱをまく虫 オトシブミの季節第28回はオトシブミの葉っぱを巻く秘密を詳細に観察しながら作りました。ぼくにとっては久しぶりの科学読み物で、良い本だと自負しています。購入いただければ幸いですが、ぜひ図書館などに推薦していただけたらと思います。
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