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海野和男のデジタル昆虫記

メダマヤママユ

メダマヤママユ
2005年12月09日


 ホンジュラスの取材も無事終わった。
今回はごく短い旅だったがとても充実していたと思う。最後の二日間はホンジュラスの中央にあるYojoa湖の近くにある国立公園に泊まった。国立公園にはビジターセンターがあり、宿泊できる。簡素だが電気と簡易シャワーがあり大変に便利だ。今回は、は虫類学者のフェラーリさんがいたので植物園にも泊まれたし、国立公園にも泊まれたのは幸運だった。
 季節は今は雨期で、もっとも涼しい季節だから昆虫には良くないようだ。久しぶりに毎日灯火をつけて集まる虫を観察できたが、めぼしいものがほとんど来なかった。
それでも最終日にはメダマヤママユの仲間が3種やってきた。
 灯火に飛んできたメダマヤママユを林で放すと、低いところをしばらく飛びまわり、落ち葉や低い植物に止まりおとなしくなる。10分ぐらいしてから触ると、写真のように羽を開いて見事な目玉模様を見せる。そしてそのまましばらくの間、偽の目玉を見せ続けるのである。

D2X 150マクロ


◎ビデオで贈る海野和男の昆虫教室第28回は「色の魔術師」。まだまだ続きますのでお楽しみに。

◎デジタルフォト12月号連載は「秋の終わり、冬の装い」。ほかに外部ストロボの使い方。

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