秋から初冬にかけて活動するクロナガアリが巣穴を開けている。夏の間は入り口を閉じて外には出ないアリだ。9月末頃から巣穴の入り口を開けて、外へ出る。集めてくるエサは植物の種だから、秋にだけ活動するのはなかなか効率がよい。
顔をアップで撮影してみると大アゴが他のアリと異なり、ハサミのようになっている。これなら種をもぎ取るのも容易にできるだろう。南米のハキリアリもハサミのような大アゴだが、こちらの方が土俗的な感じがするのは農耕民族の国のアリだからなどと妄想するのも楽しい。
E-500 50マクロ+1.4X 円内アップは20D 65マクロ
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