今日は高知まで移動。明日は南国市の日章小学校で一年生に授業をする。デジカメで自然観察だが、一年生は初めての経験。さてどうなることやら。
今日、「葉っぱをまく虫」オトシブミの季節、という新日本出版から出版される児童書の見本ができた。
写真がたくさん入っているけれど、単に一生を扱った本ではない。科学読み物的な本である。
児童書の昆虫写真はたいていが飼育して室内で撮られたものが多いのだが、この本の写真は９０％近くが野外での生態写真だ。
オトシブミの生態を観察して長い時間が経っているが、今年もう一度新たに観察してみた。そしてまだまだわからないことが多いし、新たにわかったことも多かった。
今まで何回撮影しても、詳しい巻き方がわからなかった。それはどうやらぼくが、オトシブミの巻き方は皆同じと思いこんでいたのが原因のようだ。じっさいにはオトシブミが主脈に切り傷を入れる回数や巻き方などはずいぶんと違っていた。オトシブミは葉の状態を見ながら、どんな風に巻こうかと考えているようにさえ見たのだ。久しぶりの科学読み物で、自分なりによくできたと思っています。
定価本体 １４００円、１０日発売予定。
アマゾンなどでお買い求め下さい。
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