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海野和男のデジタル昆虫記

高速度カメラで捉えたイチモンジセセリの飛翔

高速度カメラで捉えたイチモンジセセリの飛翔
2005年09月15日


 今日からティ・エム・リサーチ社の高速度ビデオカメラを使っている。以前に使っていたカメラは秒500駒だったが、今回はフルフレームで2000駒までOKだ。カメラもずっと小型になって扱いやすい。昔のはバッテリーが10kgほどもあり、持ち運びも大変だったが、今回のは16Vの小型のバッテリーで駆動可能だ。撮像素子の明るさも2絞りほど明るいので2000駒でも、今日のように晴れていれば十分撮影可能だ。高速度カメラはレンタルでの正規料金が1日12万円程(長期ならもちろん安くはなるが)と高価なのでなかなか使う機会がない。
 今日ははじめて使うカメラなので、設定にちょっととまどったり、使えると思っていた手持ちのバッテリーがうまく稼働しなかったりといったトラブルはあったが、とりあえず何カットか撮影した。
 イチモンジセセリは秒500駒だと。翅がぶれてしまったが、2000駒だとシャッター速度も1/2000が最低になるので、飛翔の詳細を捉えることができた。左上から右下までの4駒は撮影した画像から切り出したものだ。フレーム数を見るとこの間に31駒撮影している。ということは31/2000秒だ。つまりおよそ1/60秒程度の間の翅の動きを写し取ったものなのだ。
 
デジタルフォト9月号は単焦点レンズで2ページ、撮り人道中記4ページ、自然ワンダーランドは「夕立の頃に」4ページ。書店でお買い求めください。

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