今年の春に高嶋君が著者で、偕成社から里山に住むクロスズメバチという本が出た。実はメインの写真を撮影した昨年は、小諸ではクロスズメバチがとても少なくて苦労をした。
今年はアトリエのベランダにもたくさんやってくる。近くに巣があるに違いない。そこでもう一度ハチの巣探しをすることにした。
まず針金にイカをぶら下げて待つ。今日は比較的すぐにハチが餌付いた。イカの肉を小さく切ったものを糸で結び、こよりをつけたものを楊枝の先にさしてイカに来ているハチに持たす。
クロスズメバチはきわめておとなしいハチだから、こんな事をしても刺すことはない。普通の大型スズメバチと比べると顔もとても優しそうだ。昆虫も顔にその性格が出るから面白い。
さてうまくハチにこより付きのイカを持たせると、ハチは指先から飛び立った。その後はご覧の通り、藪もなんのそのとハチを見失わないように林の中をハチを追うのである。
E-300、D2X
第7回群馬環境フェスティバル・NHK環境フェスタ
「昆虫から地球環境を学ぼう」(ビデオや写真を使っての楽しいお話で、堅苦しい環境の話ではありません)
◇日 時 平成17年10月2日(日)午後2時〜午後3時30分
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