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海野和男のデジタル昆虫記

撮像素子のサイズによる被写界深度(ミヤマクワガタ)

撮像素子のサイズによる被写界深度(ミヤマクワガタ)
2005年08月13日


 北海道でもらったミヤマクワガタの白バック写真をいろいろなカメラで撮ってみた。左上が1/1.8のCCDのCaplioGX8のワイド側のマクロ、右上が4/3インチの撮像素子を持つOlympus E-300に50mmマクロ、左下がAPSサイズの撮像素子を持つNikon D2Xに105マイクロ、右下はフルサイズ撮像素子のKodak 14nに105マイクロ。絞りはいずれもF8近辺だ。
  CaplioGX8は28mm相当の広角マクロで撮ったので、クワガタがデフォルメされているがピントが深くなかなか面白い。こうしてみると撮像素子が大きいほどピントが浅いことがよく分かる。つまりフルサイズはぼけを活かした写真には強く、このケースのようにマクロで被写界深度深度を稼ぎたいときには不利だということが分かるだろう。
 E-300は50mmマクロなので105マイクロよりもピントが深い。更に撮像素子が小さいから被写界深度深度は更に稼げると言うことになる。手軽に小物の物撮りといったときにはよい。色はOlympusとKodakが似ているようだ。E-300のCCDはkodak製だ。細かいディテールはこの縮小写真では分からないと思うが、さすがに最新のD2Xは良いと思った。

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