ミヤマシロチョウの幼虫はこの辺りではヒロハノヘビノボラズという灌木の葉を食べる。昔はミヤマモンキチョウより分布が広く標高が1500mほどの低いところにもいるので、あまり珍しい種とは思われていなかった。ところが車で行けるような場所に多いので、多くの産地で環境が悪くなったり、採られすぎたりしていなくなってしまった。2000m以上の高いところにいたミヤマモンキチョウよりも減っていまい、今ではなかなか見ることのできないチョウになってしまったのは残念だ。産卵は葉の裏に卵をまとめて産む。
D70 16mm E300 50-200
◎ビデオで贈る海野和男の昆虫教室。こちらからどうぞ。
海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見
プロフィールページのアドレスへ
掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2025 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.