クロヤマアリが活動を始めた。巣の入り口付近は、巣から土を運びだすものや、外からの収穫を運び込むものでごったがえしていて、何だか殺気だっているように見える。巣の近くに手を置こうものなら、すぐにたくさんの働きアリが噛みついてきて、これが結構痛い。
数匹のアリが御輿を担ぐように運んできたのはニホンミツバチの死骸だった。噛みついているアリたちは、皆自分の持っていきたい方向が違うようで、あっちに行ったりこっちに行ったり、なかなか巣に近づかない。いつ見ても歯がゆい光景である。
20D 100mmマクロ
◎偕成社から海野が監修や執筆をした「虫から環境を考える」というシリーズができあがりました。オオムラサキ、ハッチョウトンボ、都会のセミ、田んぼでくらす虫、クロスズメバチ、コノハチョウの6冊です。詳しくはこちらから。
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